毎日忙しくて時間がなかったり、疲れていたりしてやりたいことが出来ていない、そんなことはありませんか?
「時間がない」と困っているあなたには「朝活」がおすすめです。
朝活は起きてすぐに活動するため、他の時間帯の活動よりも効率がよいとされているのです。
そんな朝活のメリットやおすすめの内容をご紹介します。
特に準備が必要ではないので、「いいな」と思ったら、是非始めてみてください。
朝活とは
朝活とは、朝起きてから学校・仕事の前の時間を使い、自分の成長向上の為に活動する「朝活動」の略語です。
数年前から、朝に集まって活動する「朝活」が広がり始め、今では個人的に「朝活」をしてSNSでの交流も増えているようですね。
活動の内容は、読書、勉強、運動など個人個人で様々です。
朝活の効果
朝活はメリットだらけです。
なんと7つも良い事があるとされています。
- 集中しやすい
- 心に余裕ができる
- 自己肯定感が上がる
- 健康になる
- ダイエット効果
- 美容にも良い
- 出会いをつくりやすい
1つずつ見てみましょう。
集中しやすい
朝活がおすすすめの1番の理由は、集中力があがり効率的であることです。
起床後2時間半〜4時間で脳は活性化する
人の脳は睡眠で記憶の整理がされ、朝起きたときには前日の記憶がリセットされています。
そのため、新しい記憶の収納、創造的な活動に適した時間帯です。
作業効率は夜の8倍!夜2時間かかる作業が朝なら15分
朝は脳が活性化しているため、疲れた夜よりも効率が良いとされています。
ただ、朝だけが良いという訳ではなく、脳の働き方によって朝夜それぞれに適した作業があります。
朝:創造的な活動、集中力が必要な作業
夜:記憶力が必要なもの、単純作業
脳は睡眠により情報を整理し記憶を定着させています。
翌朝にはリセットされていますが、就寝前に記憶したことは睡眠中に脳に定着しており、ひらめきやすいそうです。
人の集中力は、1日の中で朝の6〜8時が最も高い
脳が活性化し集中力が上がる朝の内、6〜8時が最も集中力が高まります。
集中力が必要な大事な仕事や勉強はこの時間にするのが理想的です。
人間の身体は朝に活動しやすいようにできているんですね。
また、一度生活リズムをつくってしまえば、身体が自然に同じ時間に起きるようになるのも朝活の良いところです。
心に余裕ができる
1日の始まりにその日の過ごし方やスケジュールを確認しておけば、やるべきことが頭に入りスムーズに過ごせ、心に余裕ができます。
自己肯定感が上がる
時間を作ろう、と考えてもやることに追われて結局できない、ということはありませんか?
朝なら、人に邪魔されず自分のやりたいことができます。
毎日、朝活の内容を決めておけばすぐ取りかかれるため、ルーティンで決めている人も多いようです。
朝の早起きに慣れてくると、早起き自体が楽しくなります。
やりたいことはできるし、楽しいし、良いことばかりですね。
「早起きできている」「やることをやっている」ということが自己肯定感にも繋がります。
出会いを作りやすい
SNSが広く使われている中、個人での朝活をSNSで共有している人も多い様です。
同じ朝にがんばっている人がいる!というだけでも励みになり、仲良くなるきっかけとなりますね。
何をしているか、どんな努力をしているかも分かるので、自分の朝活にも活かせるという相乗効果も。
朝活を成功させるスケジュール管理方法
朝活をするにあたって、1番のハードルは「早起き」です。
いつも起きる時間より早く起きるのは、最初は難しいですよね。
では、どのように1日のスケジュールを決めていけばよいでしょうか。
早起きするコツもご紹介します。
夜は10時に寝る
早く起きるには、早く寝るのが1番効果的です。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、脳と身体の状態に違いがあります。
- レム睡眠:脳は活動している。記憶の整理や定着
- ノンレム睡眠:脳は休息状態。脳や身体の疲労回復
それぞれ約90毎のサイクルで交互に入れ替わり、だんだん眠りが浅くなって、起床へ向かいます。
この睡眠のサイクルを意識して、就寝時間・起床時間を決めると無理なく起きやすくなります。
食事は7時台に済ませる
寝る前3〜4時間前には食事を済ませるようにしましょう。夜10時に就寝するなら、7時頃ですね。
なぜ就寝前の食事が良くないのでしょうか。
それは胃腸の消化の働きで脳も身体も休めず、身体の機能はうごいているため体温も下がりきらずに眠りにつきにくくなるからです。
早めに食事をすませ、身体を休ませる準備をしましょう。
運動は朝にする
夜の空いた時間に運動したくなりますが、早起きしたいならNGです。
なぜなら、夜に運動してしまうと脳に酸素が行き渡り活性化し眠りづらい状態になってしまうからです。
運動は起きてすぐ、有酸素運動がおすすめです
昼寝する
昼寝は「パワーナップ」と呼ばれ、日中に短時間寝るだけで、睡眠不足解消だけでなく集中力や効率アップなどの効果もあるとされ、「仮眠」という形で導入する企業も増えている様です。
15〜20分程度の昼寝で日中の活動の疲労回復をしておくことで、夜の睡眠にも良い影響を与えます。
- ストレス解消
- 疲労回復
- 集中力アップ
- 寝不足解消
上記のように効果があり、昼寝で日中の疲労回復をしておくことで、夜の睡眠で疲労回復しきれない!ということが無くなります。
すると、夜はぐっすり眠れて、朝はすっきりと目覚められるようになります。
注意点としては、15時以降に昼寝してしまうと身体のサイクルが乱れて逆に夜寝付けなくなるため、昼寝の時間帯は気をつけましょう。
テレビやスマホを見ない
電子機器の画面から出る光は「ブルーライト」と呼ばれ、睡眠不足の原因のひとつとされています。
- ブルーライトは人の目に対して強い光線のため、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達してしまう
- ブルーライトで脳や目に刺激を与えると、睡眠リズムを整えるホルモン「セロトニン」の分泌を抑制してしまう働きがある
寝る前2〜3時間前から、テレビやスマホは見ないようにしましょう。
コツ:朝に楽しみを持ってくる
朝に好きな事や楽しみな事を用意しておくのも一つの方法です。
子どもの頃、遠足の日や楽しいイベントの日は自然と目が覚めませんでしたか?
早起きが習慣化されるまでは、楽しい事を用意しておいていいですが、朝活自体が楽しくなってくると、自然と起きられるようになると思います。
朝活でできること
朝活でできることをおおきく3つ紹介する旨を説明し、H3群につなげてください。
「朝活」は、「これをしなきゃいけない」ということは決まっていません。自分のやりたいことをやれば「朝活」です。
以下では、「朝活」が効率的になり、1日を気持ちよくスタートできる内容をご紹介します。
勉強(資格や試験など)
脳が活性化し集中力も上がっている朝は勉強にはうってつけの時間帯です。
創造的な作業が向いているため、頭を使い考える勉強が適しています。
趣味(映画鑑賞やゲームなど)
頭がすっきりした状態は、読書もおすすめです。
ミステリーやサスペンスなど脳が興奮する内容よりは、軽い内容の小説や、自己啓発やエッセイなど自分に吸収できるものの方がよいかもしれません。
運動
朝は脳が活性化しますが、まず運動をするとさらに活性化します。
運動と言っても、朝から疲れきってしまわないように有酸素運動のように激しくないものがおすすめ。
運動をすることで血流が良くなり、脳に酸素やぶどう糖が送られ、脳の活性化に繋がります。
朝の散歩は、精神的にも身体的にもいいとされています。
日光を浴びて、気持ちを安心させる脳内物質「セロトニン」が分泌されることで、1日リラックスした状態でスタート。
有酸素運動なので、脳も活性化します。
さらに、ひとりの時間で集中できるので、景色を見ながら考え事をすると良いひらめきが浮かぶと言われています。
瞑想
1日20分瞑想すると、集中力が1.5倍にもなるそうです。
やり方としては、リラックスした状態で背筋を伸ばして座り、軽く目を閉じて深呼吸を繰り返します。
5秒かけてゆっくり息を吸い、また5秒かけて息を吐きます。
何も考えないことに集中します。
朝活の合間や、仕事の合間にもできそうですね。
朝活を成功させて、人生を変えよう
朝活はメリットだらけですね。読んでいるだけでわくわくしませんか?
朝早く起きられない、という方も、一度サイクルを作ってしまえば身体が自然と起きるようになっていきます。
また、「朝活」を続ける中でメリットを感じることで、きっと楽しくなって継続に繋がると思います。
特に道具も準備も要りません。
楽しい「朝活」、あなたも明日から始めてみませんか?