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在宅ワークの種類は何がある?基本的な仕事の始め方4ステップを紹介

「在宅ワークをしたいと思っているが、どんな種類があるのか分からない」とお困りではありませんか?

在宅ワークはスキルがなくてもできるものや趣味を活かしてできるものなど、さまざまな種類があります。

そこで今回は、在宅ワークの種類を19個紹介するとともに、基本的な仕事の始め方を4ステップで解説します。高収入を得るコツも紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

目次

在宅ワークの基本的な知識

そもそも「在宅ワーク」とはどのような仕事を指すのかご存じでしょうか。同じような意味合いで使われる言葉とともに解説します。

在宅ワークとは

在宅ワークとは、企業や案件ごとに業務を請け負い、自宅で行う仕事を指します。企業と雇用契約を結ばないものが一般的ですが、雇用契約を結んで行う仕事を在宅ワークと呼ぶこともあります。

パソコンやインターネット機器を使う仕事がほとんどです。

テレワークや内職との違い

「在宅ワーク」と同じように使われる「テレワーク」や「内職」ですが、厳密には以下のような違いがあります。

在宅ワーク
  • 企業や案件ごとに業務を請け負い、自宅で行う仕事
  • パソコンやインターネットを使うのが主
  • 雇用契約を結んで自宅で行う仕事も在宅ワークと呼ぶことがある
テレワーク 情報通信技術を活用して行う、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方

(参考:テレワークとは

内職
  • 企業に雇用され、受け取った原材料を使って行う仕事
  • 家内労働法によって最低賃金や安全が保証されている

テレワークは時間や場所にとらわれない働き方全般を指すため、在宅ワークもテレワークに含まれます。

スキル・資格なしでもできる在宅ワークの種類

スキルや資格がなくてもできる在宅ワークの中でも、代表的なものを6つ紹介します。気軽に在宅ワークを始めたい方におすすめですよ。

  • データ入力
  • 文字起こし・テープ起こし
  • アンケートモニター・商品モニター
  • 電話対応
  • シール貼り・箱詰め
  • テスト採点・添削

データ入力

データ入力は、クライアントから受け取ったデータをパソコンに入力する作業です。

  • アンケート結果の集計
  • 顧客に関する情報の入力
  • 紙に印刷された情報のデータ化

などの作業を行います。報酬は時給制の場合もあれば、1件○円や1文字○円の場合もあります。比較的求人数は多いです。

向いている人

  • 正確にタイピングできる人
  • 単純作業が得意な人

文字起こし・テープ起こし

文字起こしやテープ起こしは、音声データまたは映像データの音声を聞いて、その内容を文字に起こしていく仕事です。インタビューや審議会、会議など、受け取るデータの内容は案件によって異なります。

 

また、文字起こし・テープ起こしは

  • 素起こし:データの音声をそのまま文字に起こす
  • ケバ取り:言い間違いや「えーと」などの意味を持たない言葉を省いて文字に起こす
  • 整文:ケバ取りしたものを分かりやすい文章にする

3種類があります。求人を探すときはよく確認しておきましょう。

向いている人

  • 素早く正確にタイピングできる人
  • 基本的な国語力のある人

アンケートモニター・商品モニター

アンケートモニターは、インターネット上にあるアンケートに答えることで報酬をもらえます。1件あたり50円~500円程度と報酬は低めで、5分~15分程度で終わるものがほとんどです。

一方で商品モニターは企業から商品を受け取ったあと、実際に使った感想を提出したり、アンケートに答えたりするものです。特定のサービスやアプリを利用する場合もあります。

 

どちらも気軽に始められ、スキマ時間を上手に活用したい方におすすめです。サイトによっては現金ではなくポイントが与えられることもあります。

向いている人

  • お小遣い稼ぎをしたい人
  • スキマ時間を活用したい人

電話対応

電話対応は、お客様や取引先と電話でやり取りする仕事です。

  • 在宅コールセンター
  • テレアポ
  • カスタマーサポート

などの種類があります。マニュアルが用意されている場合は未経験者でも仕事を進めやすいですよ。クレームが来る案件は、冷静に対応したり、気持ちを切り替えたりできる方が向いています。

 

お客様への対応は、電話だけでなくメールやチャットで行うものもあります。

向いている人

  • アルバイト先や職場などで電話対応の経験がある人
  • 気持ちの切り替えができる人

シール貼り・箱詰め

シール貼りは、特定の商品に値札やバーコードなどを貼る仕事です。業者や企業から送られてきたものにシールを貼り、完成したら送り返します。箱詰めは、商品を梱包したり箱に詰めたりする仕事です。

特別なスキルがなくてもできるのは魅力的ですが、単価は低めです。収入を上げたい場合は、それだけ数をこなさなければいけません。

 

中にはシール貼り・箱詰め・発送までがセットになった案件もありますよ。

向いている人

  • パソコンを持っていないが在宅ワークを始めたい人
  • もくもくと作業できる人

テスト採点・添削

塾や通信講座などで実施されたテストの採点・添削を行う仕事は、案件によって応募資格が変わります。

小学生向けのテスト採点ならば未経験者でも可能なことが多いです。しかし、高校生向けのテストで添削も必要な場合は

  • 四年制大学卒業(または在学中)
  • 短期大学卒業(または在学中)

などのように、大学に通っていた(通っている)方でなければ応募できない可能性が高いです。

 

テストの採点・添削はWeb上でできるもののほか、答案用紙に直接行うものもあります。

向いている人

  • 教育関係の仕事をしたことがある人
  • 作業を正確に進めるのが得意な人

Webサイト制作・デザイン系の在宅ワークの種類

パソコンをメインに使って在宅ワークを行いたい方は、Webサイト制作・デザイン系の仕事はいかがでしょうか?ここでは、その中でも人気の高い仕事を6つ紹介します。

  • Webライター
  • ブログアフィリエイト
  • 校正・校閲
  • プログラマー
  • Webデザイナー
  • イラストレーター

Webライター

クライアントから提示されたキーワードについての文章を作成するWebライター。

  • 恋愛
  • 料理
  • ファッション・メイク
  • ゲーム
  • 家事・育児

などの幅広いジャンルがあるため、専門的な知識や得意ジャンルがある方は大きな強みになります。知識が浅い分野でも、きちんと調べる能力があれば対応できることが多いです。

 

報酬は文字単価または記事単価で支払われるのが一般的です。案件によって文字数は異なるため、最初は自分が苦にならない程度の文字数から始めてみましょう。

向いている人

  • 文章を書くのが好きな人
  • 分からないことがあればすぐ調べられる人

ブログアフィリエイト

ブログアフィリエイトとは、成果報酬型の広告収入のことです。流れとしては

  1. 自分のサイトやブログで商品やサービスを紹介する(一緒にリンクも貼る)
  2. 読者が実際に購入(申込)する
  3. 紹介料が手に入る

3ステップです。

ただし、ブログアフィリエイトで収入を得るには閲覧数を増やすことが重要です。そのためには、読者に有益な記事を継続的に書かなければいけません。報酬を得られるまでに時間はかかりますが、特別なスキルがなくても始められるのは嬉しいメリットです。執筆するジャンルは自分が得意とするものにすると良いですよ。

 

成果報酬型以外にも、広告がクリックされたら報酬が入る広告報酬型(Googleアドセンス)もあります。

向いている人

  • 情報を発信するのが好きな人
  • 根気強く記事を書ける人

校正・校閲

校正は、誤字脱字がないかを調べ、元の原稿と照らし合わせて間違いがないかを調べる仕事。校閲は、文章の内容が正しいか、不適切な表現はないかなどを確認する仕事です。

Webライターが記事を納品したあと、校正・校閲者が記事を確認する流れのあるメディアも多いですよ。

 

案件の種類は

  • Webサイトに掲載する記事
  • コラム
  • 電子書籍
  • 教材や問題集

など幅広く、未経験者でもできる案件もあります。1文字ずつ注意深く確認する必要があるため、細かい点にまで気付きやすい方が向いています。

向いている人

  • 集中力がある人
  • 細かい点まで気付きやすい人

プログラマー

プログラマーは、ソフトウェアやアプリ、システムなどのプログラムを作成する仕事です。プログラミングの知識の豊富さによって受けられる案件が異なります。未経験者の場合は、通信講座などでプログラミングを学んでから、徐々に実績を積んでいきましょう。

在宅ワークでプログラマーとして活躍している方の中には、以前勤めていた企業からの紹介や人脈を活かして仕事を受注している方もいます。

 

難易度は高めですが、専門的なスキルが必要な分、報酬も高めです。幅広い知識を身に付ければ高収入を狙えます。

向いている人

  • プログラマーとして働いた経験のある人
  • 論理的な思考が得意な人

Webデザイナー

Webデザイナーは、依頼された内容に従ってWebサイトやホームページなどをデザインする仕事です。

  • 依頼内容を深く理解する
  • 文字やロゴ、ボタンなどの配置を考える
  • 画像を加工する
  • HTMLCSSを使ってコーディングを行う

などのスキルが求められます。

 

現在はインターネットが広く普及しているため、Webデザイナーの需要も高まっています。プログラマーと同じように専門的なスキルが必要で、高収入を狙いやすいです。

未経験者は通信講座を受講するのがおすすめです。独学で学ぶのも良いですが、通信講座を受講するとより確実に素早くスキルアップできます。

向いている人

  • ユーザーのことを深く考えられる人
  • 何かを作り出すのが好きな人

イラストレーター

イラストレーターは、依頼された内容に沿ってイラストをデザイン・制作します。

  • ゲームのキャラクターデザイン
  • 雑誌の挿絵
  • Webサイトや広告に掲載するイラスト

など、描くイラストは案件によって異なります。手描きのイラストを納品するより、Web上で納品することが多いため、IllustratorPhotoshopなどの画像編集ソフトを扱えるスキルも必要です。

イラストレーターとして活動したことがない方は、コンテストに応募したり、LINEスタンプを販売したりして実績を作るところから始めましょう。

向いている人

  • イラストを描くのが好きな人
  • 忍耐力がある人

趣味やスキルを活かしてできる在宅ワークの種類

在宅ワークの中には、趣味やスキルを活かしてできるものもあります。自分の好きなものや、身に付いているスキルを一度考えてみてください。最適な在宅ワークが見つかるかもしれませんよ。

  • ハンドメイド販売
  • 写真撮影・販売
  • 占い師
  • 翻訳

ハンドメイド販売

オリジナルのハンドメイド作品を作って販売する仕事です。

  • アクセサリー
  • ぬいぐるみ
  • 財布やポーチ
  • 家具

など、ものづくりを趣味としている方におすすめです。イベントやフリーマーケット以外に、ネットショップやスマホアプリでも気軽に販売できます。楽しみながら収入を得られるのが魅力的ですね。

必ず売れるとは限りませんが「自分の作品を購入して喜んでくれる人がいる」というやりがいを感じられます。

向いている人

  • ものづくりが好きな人
  • コツコツ作業を進めるのが得意な人

写真撮影・販売

写真撮影・販売の仕事は

  • 撮影した写真をWeb上で販売する
  • クライアントから依頼された写真を撮影して納品する

2パターンがあります。

 

写真販売サイトを利用することで、自分が撮影した写真を販売できます。本格的なカメラではなく、スマホで撮影した写真を販売できるアプリもあるため、気軽に挑戦しやすいですよ。売れやすくなるよう、季節ものの写真や観光地の写真などを登録しましょう。

また、クライアントから依頼される案件は車や自分の肌、ネットショップで販売する商品の撮影などさまざまです。

向いている人

  • 写真を撮影するのが好きな人
  • ユーザーが求めているものを考えられる人

占い師

占い師は、相談者の運勢や悩みなどを占う仕事です。占い=対面でのイメージがありますが、電話やビデオ通話、チャットでの占いも人気が高くなっています。

現在はコロナウイルスが流行しているため、よりオフラインでの占い師の需要が増えているのです。

 

「オフラインの占い経験がない方でもOK」という求人は多いです。まったくの未経験から占い師として活動するのは難しいため、姓名判断やタロット占いなど、占いの知識は必ず身に付けておきましょう。

向いている人

  • 占い師として活動したことがある人
  • 「人の助けになりたい」という思いがある人

翻訳

他国の言語を日本語へ、日本語を他国の言語へ翻訳する仕事です。英語が必要な案件が多いですが、スペイン語やフランス語など、そのほかの言語も扱えると仕事の幅がうんと広がります。翻訳するものは

  • ビジネス文書
  • 講演動画
  • お客様からのメール

など、案件によって異なります。

 

「TOEICで850点以上獲得している人」「ビジネス英語が話せる人」など、条件付きの案件が多いため、応募する際はよく確認しましょう。

向いている人

  • 他国の言語を理解できる人
  • 文章や言葉が好きな人

お客様やクライアントとの関わりが多い在宅ワークの種類

「人と話すのが好き」「誰かのために仕事をしたい」という方は、お客様やクライアントとの関わりが多い在宅ワークがおすすめです。以下では3つ紹介しています。

  • 在宅秘書
  • オンライン講師
  • カウンセラー

在宅秘書

自宅にいながら雇用主のサポートを行う在宅秘書。基本的に

  • スケジュール管理
  • 資料作成
  • 見積書や請求書などの作成
  • メール対応
  • 宿泊先の予約

などを行うことが多いですが、雇用主によって作業の内容や必要とされる知識は大きく変わります。そのため、基本的な事務作業ができ、チャットワークやZoomなどのツールも使えるとより良いですね。

 

雇用主が動きやすいような立ち回りをするには少し慣れが必要ですが、その分やりがいを感じられますよ。

向いている人

  • 責任感を持って真面目に取り組める人
  • 社会人としてのマナーがある人

オンライン講師

オンライン講師とは、ビデオ通話などで生徒にスキルを教える仕事です。英語や日本語のオンライン講師以外にも

  • 料理
  • 音楽
  • 芸術
  • プログラミング

など、さまざまなジャンルのレッスンがあります。自分の得意分野を活かして在宅ワークができますよ。特定の資格や実務経験が必要な場合もあるため、求人を必ず確認しておきましょう。

 

実際に生徒へ教える際は、どのように伝えたら分かりやすいかを常に考えることも大切です。

向いている人

  • 人に何かを教えるのが好き(得意)な人
  • 向上心がある人

カウンセラー

カウンセラーは、相談者の悩みを聞いて、解決できるようアドバイスやサポートする仕事です。対面だけでなくビデオ通話や電話、チャットでもカウンセリングできるため、自分がやりやすい方法で悩みを聞けます。

心理カウンセラーやキャリアカウンセラーなど、専門的なアドバイスを必要とするものは資格が必須です。しかし「身近な人に話しづらい悩みを聞いてほしい」など、資格を必要としない案件もあります。

 

悩みに共感する能力は必要ですが、共感しすぎると自分が疲れてしまいます。気持ちを切り替えることも忘れてはいけません。

向いている人

  • 相手の話をじっくり聞ける人
  • 気持ちの切り替えができる人

在宅ワークの働き方

在宅ワークの働き方は4つあります。自分が興味のある仕事やライフスタイルに合わせて、最適な働き方を選びましょう。

  • 正社員
  • アルバイト・パート
  • 副業
  • フリーランス

正社員

正社員として在宅ワークをすることは可能です。正社員=会社に出勤するイメージがあるかもしれませんが、現在は働き方が多様化しています。

在宅ワークを取り入れている企業も多くなっているのです。求人には「在宅勤務」「テレワーク」「リモートワーク」と書かれていることもあります。

 

正社員として働ける職種は、パソコンやインターネット環境があればできるもの、かつ社員同士のコミュニケーションをあまり必要としないものが多いです。たとえば

  • WebライターやプログラマーなどのWeb
  • 事務系
  • 電話対応やコールセンター

などですね。

 

完全に在宅で完結できるものもあれば、週に13回程度出勤を求められる場合もあります。

アルバイト・パート

アルバイト・パートとして働く場合は、勤務時間や日数を自分で決められることが多いです。

主婦(主夫)や大学生など「数時間だけ働きたい」「プライベートの予定に合わせて仕事をしたい」という方におすすめですよ。

 

アンケートモニターやデータ入力などのスキルなしでできるものから、Webライターや経理事務といったスキルが必要なものまで、種類は幅広いです。特別なスキルが必要なものほど高い収入を得やすいので、自分に適した仕事を見つけてみてください。

副業

副業とは、本業以外から収入を得るために行う仕事を指します。

 

正社員やアルバイト・パートとは違い、副業は業務委託契約を結ぶのが一般的です。業務委託契約とは、企業や個人が外部へ業務を委託するときに行う契約のこと。委託された側は指示された業務のみを行って成果物を納品したり、業務を遂行したりします。

 

本業をしながら副業として在宅ワークを行い、稼げるようになれば本業として行うのも選択肢の1つです。

副業を認めている企業は増えてきているものの、禁止している会社もあるため、事前に確認しておいてくださいね。

フリーランス

フリーランスとは、特定の企業や組織に所属せず、個人で仕事を請け負う働き方を指します。企業に所属しない=雇用主がいないため、業務委託契約がほとんどです。

 

自分のペースで仕事を進められ、スキルアップすれば高収入も狙えるものの、フリーランスは在宅ワークが本業になります。副業は本業がある分、在宅ワークでの収入が少なくても生活に支障は出にくいです。

しかし、フリーランスで在宅ワークをしていくならば生活できるほどの収入を確保しなければいけません。自由度が高いというメリットと同時に、収入が安定しにくいというデメリットもあります。

 

未経験からいきなりフリーランスとして活動するのではなく、ほかの働き方をして実績を積んでから挑戦する方が安心ですよ。

基本となる在宅ワークの始め方4ステップ

基本的な在宅ワークの始め方を4ステップで説明します。会社へ勤務する場合と大きく違う点もあるため、これから在宅ワークをする予定の方はしっかり確認しておきましょう。

  1. 求人を見つける
  2. 契約する
  3. 納品する
  4. 報酬の受取・請求をする

1.求人を見つける

まずは自分が興味のある在宅ワークの求人を見つけましょう。仕事の見つけ方は主に3つです。

クラウドソーシングサイトへの登録

クラウドソーシングとは、不特定多数の人が集まって仕事の取引を行う場所を指します。つまりクラウドソーシングサイトに登録しておくことで、仕事を発注したいクライアントを見つけやすく、仕事も受注しやすいのです。

 

おすすめのサイトとしては、以下の4つが挙げられます。

  • クラウドワークス:クラウドソーシングサイトでの流通額が1
  • ランサーズ:「フリーランストータルサポート」「依頼アドバイス機能」などのサポートが充実している
  • シュフティ:主婦(主夫)や副業目的の方へ向けてスキルなしでできる案件が多い
  • Bizseek:システム手数料がほかのクラウドソーシングサイトより10%ほど安い

クラウドソーシングサイトは業務委託契約が主です。サイト上で仕事の契約から報酬の受取まで行えるため、初めて業務委託契約を結ぶ方でも安心ですよ。

求人サイトでの確認

正社員から業務委託契約まで、求人サイトにはさまざまな働き方の求人が掲載されています。「働き方を決めかねている」「幅広い案件が見たい」などの場合は、以下の求人サイトを確認してみてください。

  • Indeed:文字起こしやプログラマーなどさまざまな種類の求人がそろっている
  • 求人ボックス:在宅ワークの求人数が約58,000
  • タウンワーク:勤務時間固定の求人多数
  • マイナビバイト:スキルなしでできる求人多数

「英語が活かせる」「学歴不問」など、条件を絞って検索できるのも良い点です。

セミナーやイベントへの参加

定期的に開催されているイベントでは、在宅ワークをする人と企業が交流できます。セミナーでは在宅ワークをする人同士で人脈を築くことが可能です。ただし、現在はコロナウイルスの影響で外出しにくい状況なので、クラウドソーシングサイトか求人サイトを利用するのが望ましいですね。

2.契約する

自分に適した仕事が見つかったら発注者と契約を結びます。契約する際に重要なのが契約書です。

契約書の内容を確認しておかないと「報酬が支払われない」「最初に聞いていたこと以外の仕事も任される」などのトラブルが起きる可能性があります。厚生労働省が出している「在宅ワークの適切な実施のためのガイドライン」と照らし合わせて、しっかりと確認しましょう。

(参考:在宅ワークの適切な実施のためのガイドライン

 

また、業務委託契約ではクライアントから契約書が発行されないこともあります。その場合は自分で業務委託契約書を作成するのがおすすめです。

「テンプレートBANK」や「bizocean」など、ビジネス書類のテンプレートをダウンロードできるサイトを活用してみてください。

 

ちなみにクラウドワークスでは、サービス上で契約を交わした時点で業務委託契約を結んだことになります。(契約画面が書面代わり)

(参考:【クライアント】ワーカーと個別に契約書を締結したい

3.納品する

データ入力やWebライターなど、成果物がある職種の場合は作業が終わり次第納品します。納品方法はクライアントによって異なるため、指示に従って行いましょう。

占い師やオンライン講師などは業務を遂行することが目的なので、何かを納品する必要はありません。

4.報酬の受取・請求をする

業務の完了または成果物の納品をしたら報酬を受け取ります。支払期日までにきちんと支払われているかの確認は必ず行ってくださいね。

 

個人対企業、または個人対個人の場合は、請求書を作成した方が安心です。クライアントの支払い忘れも防止できます。作成する際は

  • 発行年月日
  • 業務内容
  • 取引金額(税込み)
  • 自分の名前や連絡先

など、さまざまな項目を記載します。1から作成するのは慣れていないと難しいため、請求書のテンプレートを活用するのがおすすめです。「請求書 テンプレート」などと検索すると、デザインが異なる請求書のテンプレートが出てきます。見やすいと感じるものを選びましょう。

怪しいクライアントや会社に注意

在宅ワークの案件を発注しているクライアントの中には、悪質な企業や個人もいるのが現状です。「悪質な企業や個人」とは、突然連絡が付かなくなったり、報酬を支払わなかったりするクライアントのこと。安全に在宅ワークをするためにも、以下のようなクライアントには気を付けてください。

  • お金の振込や外部サービスへの登録を促してくる
  • 契約前に個人情報(LINEや電話番号)を聞いてくる
  • 詳しい業務内容が求人に記載されていない
  • 「〇〇するだけで20万円」「簡単作業で高収入が得られる」など、高単価を表す言葉が入っている

100%怪しいクライアントだ」というわけではありません。しかし、当てはまる項目が多いほど怪しいクライアントである可能性は高くなります。

在宅ワークのメリット

在宅ワークのメリットは3つあります。会社勤務で苦労したことがある方は、3つのメリットをより魅力的に感じられるのではないでしょうか。

  • 時間や場所を選ばない
  • 人間関係でのストレスが減る
  • 受ける仕事を選べる

時間や場所を選ばない

基本的に在宅ワークは、パソコンとインターネット環境さえあればどこでもできるものが多いです。自分の都合が良い時間帯や場所で作業できるため、

  • プライベートと仕事を両立させたい
  • 事情があってまとまった時間を確保しにくい

という方でも働けます。

 

通勤時間がない分、時間を有効活用できるのも魅力です。趣味に没頭したり、家族との時間を確保したりなど、プライベートを充実させられますよ。

人間関係でのストレスが減る

1人で完結する作業が多いため、在宅ワークでは人間関係でのストレスがグッと減ります。

「陰口をいわれないか」「上司から強い口調で怒られないか」と人間関係でのストレスに悩みやすい方は、会社勤務から在宅ワークに変えるだけでも気持ちがずいぶん軽くなりますよ。

 

周囲の人間に悩まされず、自分のペースで作業できるため、集中しやすい環境作りにも有効です。

受ける仕事を選べる

特定の業務のみを請け負う業務委託契約では、受ける仕事を選べます。

会社勤務の場合、勤務時間内に複数の業務を任されることも多いです。苦手な業務を任されて作業スピードが遅くなった結果、周囲からの評判が下がることも考えられます。

 

しかし、自分が得意とする業務のみを受ければ効率的に案件をこなしやすくなるのです。成果物を納品する仕事の場合は、やればやるほど高い収入を得られます。受ける仕事を選ぶことで、楽しみながら在宅ワークを行えますよ。

在宅ワークのデメリット

在宅ワークは会社勤務にはないメリットばかりですが、デメリットもあります。これから在宅ワークを始めようとしている方は、以下の3点を必ず確認しておきましょう。

  • 自己管理能力が必要
  • コミュニケーションを取りにくい
  • 収入が安定しない場合がある

自己管理能力が必要

在宅ワークは自己管理能力が必須です。自由に過ごせる自宅が職場になるため、仕事とプライベートの切り替えがしにくくなります。テレビやゲームなどの誘惑も多いので、自宅はサボりやすい環境でもあるのです。

サボりすぎると納期までに仕事が終わらない可能性が出てきます。そうなれば企業からの信用を失い、仕事まで失うことも。

  • 勤務時間を決める
  • コツコツ作業を進められるようなルールを作る
  • 仕事着に着替える

などの工夫が大切ですよ。

コミュニケーションを取りにくい

在宅ワークはチャットやメールでのやり取りが主になるため、直接話すよりもコミュニケーションが取りにくいです。

表情や声色、ボディランゲージがない分、言葉や敬語の使い方1つで不快感を与えてしまう可能性があります。“なんとなくの雰囲気”も通じません。

 

そのため、在宅ワークでのやり取りは丁寧な文章を心がけ、疑問点が出てきたらその都度確認しましょう。クライアントと自分の認識が異なっていた場合、修正するのに時間がかかってしまいます。

収入が安定しない場合もある

出来高制の在宅ワークの場合、こなした案件の数や単価によって収入が変動します。

会社員やアルバイト・パートのように働いた分だけ収入が得られるわけではありません。1つの案件に膨大な時間がかかっても、収入は変わらないのです。

また、急に取引がなくなる可能性があったり、クライアントによって報酬の支払期日が違ったりするのも収入が安定しにくい理由です。

 

毎日のスケジュールを組んだり、単価を上げられるようスキルアップしたりすると、収入が安定しやすくなりますよ。

在宅ワークで高収入を得るコツ

在宅ワークの案件をただこなすだけだと、高収入は得にくいです。本業として活動する方はとくに2つのコツを覚えておいてくださいね。

  • 得意な分野で継続的に受注する
  • 資格を取得する

得意な分野で継続的に受注する

在宅ワークで重要なことは、得意分野の案件を継続的に受注することです。

得意分野の案件だと集中しやすく、自分のスキルを活かせるため多くの案件をこなしやすいです。新しい知識を学ぶ意欲が湧いたり、得意なことで収入を得られる喜びもあったりします。

 

また、継続的に受注することで安定した収入源が確保できます。成果物を納品する案件の場合は、クライアントと信頼関係を築くことで単価が上がることもあるのです。在宅ワークに慣れてきたら、単発の案件ではなく継続案件を受けるのがおすすめです。

資格を取得する

資格を取得して専門スキルを身に付けると、単価が高い仕事を狙いやすくなります。

求人に「〇〇の資格を取得している人」と条件が付いている案件は、未経験者ができる案件よりも単価が高く設定されていることが多いからです。プログラマーやWebデザイナーなどが主な例ですね。

 

資格を持っていると「自分には専門的な知識がある」とクライアントにアピールできます。最初は今の自分にできる在宅ワークを行い、慣れてきたら並行して資格の勉強をするのも良いですよ。

在宅ワークはいつでも辞められる

在宅ワークはさまざまな種類があります。スキルや資格がなくてもできる仕事も多いため、自分ができるものから始めてみるのがおすすめです。実務経験や資格がある方は、在宅ワークに活かせると高収入を得やすいですよ。

 

また、在宅ワークは案件が終わり次第いつでも辞められます。

気になる在宅ワークに挑戦してみて、合わなければほかの仕事を探してもOKです。最適な働き方や仕事を見つけて、ストレスのない日々を送りましょう。

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